◆今週の『朝の祈り』◆ 9
私の王の王、主の主なる神様。
新しいこの一日のはじめに、あなたの御名をほめたたえます。
いと高き主よ。すべての栄光と賛美、愛と忠誠とが
あなたにささげられますように。
この日、この世の雑音によって、私が御声を聞き逃さないように、
この日、この世の濁流によって、私が押し流されませんように、
聖さと愛をもって、この小さな者をお守り下さい。
日ごとに、ますます見えざる真実な世界をとらえ、
その実在を強く感じ、
その永遠の世界へと心の準備をさせて下さい。
すべてのものを見、かつ知られる神様。
あなたの御前にて、
あるがままの私自身を見、私自身を知ることができ、
心からへりくだり、素直になれますように。
私の弱さから、あなたのみ力を
私の愚かさから、あなたの知恵を
私の罪から、あなたの愛と赦しを学ばせて下さい。
私の主よ、この一日、あなたのみ足の跡を踏み行かせて下さい。
生ける主の御名によりお願いします。 アーメン。
◆今週の『夜の祈り』◆ 9
王の王、主の主なる神様。
あなたは朝の主、昼の主であられるように、夜の主でもあられます。
床につく前の、この静かなとき、
この一日の数々の、あなたのみ恵みを、心から感謝します。
心にある計画や心配や重荷を、すべてあなたにおゆだねします。
あなたは、
“あなたの重荷を主にゆだねよ。
主は、あなたのことを心配して下さる。”(詩編55:22)と約束されましたから。
また、私の救い主は、
“あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。
労苦はその日その日に、十分あります。”(マタイ 6:34)と約束しておられますから。
私を自己中心の思いから
果たすべき務めを逃れようとする臆病から
与えられたものに対する不満から
他人の幸せをうらやむ妬みから
主よ、私をとき放って下さい。
私の神様。あなたは、
私が最も遠く離れている時に、あなたは最も近くにおられ、
私があなたに見捨てられたと思う時にさえ、すぐそばにおられる神です。
私にあなたのご臨在を、もっと身近に感じさせて下さい。
永遠の御国を、もっとはっきりと待ち望ませて下さい。
家族や友人を、もっと具体的に愛させて下さい。
暗き今宵も、家族、親族、教会の兄弟姉妹たち、一人一人を
まどろむ事なく、永遠の御手の中で、安らかにお守り下さい。
主の尊いみ名により、お祈りします。アーメン。
(参考→J.ベイリ『朝の祈り、夜の祈り』)