「あかんぼもよびな」(KU2)           八木重吉



   さて

    あかんぼは

   なぜに あん あん あん あん なくんだろうか



   ほんとに

    うるせいよ

   あん あん あん あん

     あん あん あん あん



     うるさか ないよ

   うるさか ないよ

   よんでるんだよ

   かみさまをよんでるんだよ

   みんなもよびな

   あんなに しつっこくよびな



    (八木重吉全集 第二巻 P.114)



    『私は本では詩集をよむことが一番すきです。しかしそれすら無くてもすませます。

     しかしもし私から聖書を奪られてしまったら、私は、全く、頼りない気持ちになっ

     てしまいます。世界中のすべての詩の本が亡びても、私には一冊の聖書があれば

     すこしもさびしいことはありません。』(八木重吉全集第二巻P.391)



    (昭和2年10月、29歳で召天。危篤の高熱の中で「イエス様」と呼び、遺言は

     「子供たちを立派なクリスチャンにしてほしい。」であった。同書P.440)












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