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『平安あれこの夕べに』 赤い夕陽 天地を染めて あしたの国へ向かってゆく 名残りを惜しむ 光の衣 シフォンのように町をおおう 風がすぎるとき 天使たちの歌が聞こえてくる 丘を越え 森を越えて 平安あれ この夕べに 温かくあれ 家々に 生きるかぎり悲しみや 困難がおそってくるけれど み神の燃える愛が あなたを 取り囲んでいる ( 山口博子「時を忘れて」より)