台風(typhoon)
世界的に気象異常が続き、私たち人類に脅威となっています。昨年
に次ぐ猛暑・酷暑に終わりを感じる頃となりましたが、8月の中旬を
過ぎなのに、いつの間にか「台風7号」「台風8号」が、日本に接近
しています。他の地域では「サイクロン」や「ハリケーン」が発生し
ますね。
昔、福井で下宿生活を送っていた頃、前期の試験が終わってSL(
汽車)で大阪に帰る日、汽車の中で「台風が接近しています。窓を閉
めてください」とアナウンスがありました。忘れもしない「伊勢湾台
風」でした。今のように情報がすぐに分からない時代、台風のただ中
で帰宅することになりました。家では、すでに、しっかり戸締まりし
ていて、窓と言う窓には板が張り付けられていました。激しい台風の
中に帰ったので、母はびっくりしていました。少し落ち着いた頃に、
献身の話しをしましたので、母は更に驚きました。浪人を重ねてせっ
かく入学したのにと、理解に戸惑ったようです。 (伊勢湾台風は、
1959年(昭和34年)9月26日に、紀伊半島の先端に上陸しま
した。明治以降の自然災害としては、最も多くの死者・行方不明者(
5098人)を出しました。これを契機に「災害対策基本法」が制定
されました。
この台風の被害地の一つ三重県の桑名に、救援活動に北米のメノナ
イトの兄姉が来日し、新しく教会堂が建てられることになりました。
「台風」と言えば、預言者ヨナの記事を思い出します。
“…主が大風を海に吹きつけられたので、激しい暴風が海に起こった。”
ヨナ1:4
すべての自然現象も創造者なる神の御手の中にあります。