「泥の家に住む者」

         

 子どものころ夏休みは、こんなに暑くなく野原を
駆け回ったり、川でで泳いだり、暗くなるまで外で
遊んでいました。

 家の裏には台所の水などが流れる「どぶ川」があ
りました。泥の深さは田んぼよりも深く、膝まで沈
んでしまう程でした。そこは「どじょう」の住処で
した。友だちと泥んこになりながら、どじょう捕っ
て遊んだものです。にょろにょろ動き回り、ぬるぬ
るとした感触は、今でも手が覚えていす。

どじょうはチャーミングな面白い顔をしています。
口の周りに10本の髭(ひげ)があります。エラ呼
吸だけだなく、酸素の少ない水の中でも泥の中でも
元気に生きられるように腸呼吸をする魚で、水質の
良い井戸水や水道水では病気になってしまいます。
今は「絶滅危惧種」です。

 キリスト者がこの世に埋没して「絶滅危惧種」に
ならないために新鮮な神のみ言葉に生かされ、神の
栄光を表す者にされましょう。

度重なる大きな試練を受けたヨブの言葉の言葉に
耳を傾けましょう。

“ちりに土台を据えた泥の家に住む者は……” 
                 ヨブ4:19

“神は泥の中に私を投げ込まれ、私はちりや灰の
 ようになった。” ヨブ30:19










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