「良心の声」(2024.06.09)

 最近、上に立つ政治家や企業のトップの言葉に疑念を抱くことが多い
ですね。
今月の新聞(毎日新聞)に、大きな活字で「認証不正 トヨタなど5社」
「県警本部長が犯罪隠蔽」で、報じられています。神を畏れず、人を恐れ
ない自己中心な言動です。良心の声を踏みにじる行動です。

☆『良心よ、良心よ、神聖な本能よ、不滅の天の声よ。』
      ルソー「エミール」

☆『良心とは、われわれ人間のうちにある最も良きものが、
 そこに集中されている精緻な鏡である』
       ファーブル「昆虫記」

☆『良心ノ全身ニ充満シタル丈夫(マスラオ)ノ起リ来ラン事ヲ』 新島襄(1843~1890)
(同志社大学正門の石碑に刻まれている言葉。正しい価値観を持ち、
  良心に従って生きる自治・自立した人を育成しようとした。)

☆『人は自分の良心を沈黙させ、窒息させ、鈍らせて、前のように鋭敏に働く事が
 できないようにしてしまうこともできる。かくも変わりやすい、環境の産物に
 すぎない良心は、究極的な権威ではありえない。』
W.バークレー『希望と信頼』P.233

☆『神を見る目、これを良心という。』 賀川豊彦

☆『良心!そうだ、良心こそ善と悪とに対する信頼できる審判者である。
  人間を神に帰らせるものには、ただ良心あるのみだ。』ルソー(ジャン・ジャック。
               18世紀後半に活躍したフランスの作家、啓蒙思想家)

幾多の試練に打ち勝ったヨブのように言おうではありませんか。
 “私は自分の義を堅く保って手放さない。
  私の良心は生涯私を責めない。”(ヨブ27:6)








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