「荒野と砂漠は喜び躍り……花を咲かせる」 2024.04.28

 11年前に教会の空き物件を購入したとき、花壇はまるで荒野の
ようでした。家主がいなくて手入れしていなかったからです。
花の苗を植え水を上げると土に生命力が戻ってのか、すぐに雑草
が生い茂りました。人手がないので除草剤を撒き対応したことがあ
りました。
 日当たりが良く、風通しもいいので、花壇は乾燥気味になること
が多いです。なので毎日、教会のパトロールの時に、ペットボトル
で植木に水をあげます。真夏はホースでしっかりと散水します。
最近になって、やっと花壇らしくなってきました。兄姉たちの奉
仕もあり、雑草もありません。今の季節、花壇は「歌壇」のように
なっています。

 先日の夕方、水やりをしていますと、後から6、70代の婦人が
「手入れされているので、花がきれいですね」と声かけして下さり
嬉しかったです。自宅マンションの横の公園の花のボランティアさ
んと話す機会がありました。堺市では、花のボランティアさんが、
400人にほどおられ、市の予算から少し援助があるようですが、
種と肥料しか賄えないようです。季節ごとに種から育て、花壇に植
え替えと人々の目を楽しませ、心を和ませておられます。なんと素
晴らしい奉仕でしょうか。「三国ケ丘駅の近くの教会の牧師です」
と自己紹介してあり、公園の株が増えるといただけるようです。先
日も余ったものを貰ってきました。教会の花壇がにぎやかになって
きました。

 

 “荒野と砂漠は喜び、荒れ地は喜び躍り、……
 盛んに花を咲かせ、歓喜して歌う。……
 彼らは主の栄光、私たちの神の威光を見る。”
     イザヤ35:1~2









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