「本当の宝」 2024.02.04
長男がまだ幼い頃、自分の大事な宝箱を持っていました。
その中に小さな物がいろいろ入っていました。その中には
今では手に入らない物もありました。それは、きっと路上
に落ちていたもので、誰も見向きもしない物でした。今で
は見かけることもないでしょう。
靴底の擦り減りを防止の三日月型の金具でした。その頃
は、靴の底は革で、私も近くの靴屋さんに何度も修理に出
していました。珍しい形と使用中でピカピカと光っていた
のでしょう。その頃「ボクはボクだからボクシ(牧師)に
なる」と言っていましたが、今は名古屋市立の中学の校長
をし、教会の司会と会計をしています。
誰でも宝を持っているでしょう。「命の次に大切なもの」、
「これは決して失いたくないもの」…………
世界を制覇したアレキサンダー大王が意気揚々と帰国の
途上に、身の回りに着けている宝物を部下たちに一つ一つ
与えました。思いがけない場面で心配する部下に「君たち
に上げることができない宝があるんだ!」、「なんですか
?」、「希望という宝だ!」。
“心の中でキリストを主とし、聖なる方としなさい。
あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、
だれにでも、いつでも弁明できる用意をしていなさい。
ペテロ第一3:15