「住まい」

 27歳で神学校を卒業する前に、最初の赴任先として2つの道があり
ました。K宣教師が始められた母教会(大阪市平野区)とその宣教師と
一緒に開拓中の(大阪市東成区)の2つでした。バランスシートを作っ
て主の御心を日々求めながら、記録していきました。後で客観的に判断
できるためでした。また、その2年前に婚約中の家内とも祈りました。
その結果は、母教会に赴任することになりました。

 

 その教会の左右は、建具工場、綿粉工場(新幹線の絶縁部品の原材料
の一つ。苦情を言うまでは、教会と工場の間の通路は夏でも雪が積もっ
ているようでした)、後は機織り工場でした。前は交通量の多い市道で
す。ホコリに囲まれた場所です。建物は2階建ての北側1階(玄関は南)。
昼間でも電灯をつけるが必要があり、湿気が多くて畳も波打つほど。風
呂場も洗濯機置き場もなく、そんな悪い環境の中で、私の身体が蝕まれ、
喘息になりました。(神学生時代は、他の学生たちが風邪をひいても、
私はダウンすることはなかったほどです。)病気や転勤などで6回、引
越ししました。親も子も、いろいろ苦労しました。

 今の住まいは、家内もお気に入りでした。明るくて見晴しが良いから
です。しかし、今年6月に病気のために、更に良い「住まい」へ引越し
ました。

“あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、
  またわたしを信じなさい。
 わたしの父の家には住む所がたくさんあります。
そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、
  と言ったでしょうか。
 わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、
  あなたがたをわたしのもとに迎えます。
 わたしのいるところに、あなたがたもいるようにするためです。”
            ヨハネ14:1~3









交通機関のご案内 地図・案内交通機関のご案内 地図・案内

イエス・キリストの生涯を映画で見るイエス・キリストの生涯を映画で見る

交通機関のご案内 地図・案内交通機関のご案内 地図・案内