「犬」

日没が早くなりました。時間の感覚が狂いそうです。意識的に
時計を見ながら、散歩に出かけます。
夕方になると、いつも行く公園にはあちらこちらから、犬の散
歩に人々が集まって来ます。犬のオンパレードです。大型犬から
小型の愛玩犬まで、毛色もいろいろです。

昔、二つ年上の姉が犬好きで、スピッツを飼っていました。夜
も布団の中にまで入れ可愛がっていました。私はあまり動物が好
きではありません。命のない機械いじりが好きで、時間に制約さ
れないで相手になれます。そのために、いつの間にか、いろんな
道具を持つようになりました。

聖書の中で、犬は良い評価を受けていません。今のようにブリ
ーダーによって、人間の都合の良いように繁殖させる専門家がい
なかったので、人間と関わりのない野良犬のイメージしかありま
せん。

 箴言に“犬が自分の吐いた物に戻って来るように、愚か者は
自分の愚かさを繰り返す。”(26:11)

イエス・キリストは、山上の説教の中で、“聖なるものを犬に
与えてはいけません。……犬や豚はそられを足で踏みつけ、向き
直って、あなたがたをかみ裂くことになります。”と話されまし
た(マタイ7:6)。

使徒パウロは“犬どもに気をつけなさい。悪い働き人に気をつ
けなさい。……”と語っています(ピリピ3:2)
使徒ヨハネは、天国に入れない者の第一に“……犬どもは、外
にとどめられる。”(黙示録22:15)

 今日では、犬の嗅覚力が高く評価され、警察犬や番犬としても
活躍していますね。









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