「キリスト者の二足歩行」
私たちキリスト者は「祈りの特権」と「聖書の恵み」とを知っています。
家内は母の勧めで、幼い頃から日曜学校に通い早い時期に、イエス・キリ
ストの十字架による救にあずかりました。
タンスの引き出しに、家内が使用した「聖書通読表」が束ねて保管して
いました。表のマス目に赤エンピツでチェックしたものです。1992年
度から2016年度のもので、聖書通読回数として29回目と記していま
す。その表の余白や裏に小さな字で、教えられた御言葉や関連する箇所を、
びっしり書いています。我が家の一級品の家宝です。リビングの指定席に
は、御言葉を写し書きした物がたくさんあります。新しい聖書を買って、
通読したものを孫たちにも与えていました。
祈りのノートも何冊もあり、4人の子どもたちが所属する教会や知って
いる教会、親戚や昔からの友人たちの名前が並んでいて、祈るたびにエン
ピツの跡がついています。
御言葉と祈りに、支えられ、励まされ、導かれ た85年間の歩みでした。
“…… 全き心と喜びの気持ちをもって神に仕えなさい。
主はすべての心を探り、すべての動機を読み取られるからである。”
歴代誌 第一 28:9
(家内の手書きメモの一つ)