「美しいものを求めて」 2023.05.28
美的感覚は、国や地域などによって、また季節や時代によって異なりま
す。個人差があります。
美=羊+大。羊は白く、毛並みはモコモコ、フワフワ。牛や馬のように
大きくならず、性質もおとなしく、人に好かれるタイプの動物です。
“あなたがたの目を上げ、北から来る者たちを見よ。
あなたに対して与えられた群れ、あなたの美しい羊の群れは
どこにいるのか。” エレミア13:20
昔、ロシアのゴスペルシンガーのリサイタルに家内と出席したとき、
その人は誇らしげに「赤は美しい」と話した言葉がとても印象的でした。
彼は、首都モスクワの「赤の広場」を意識していたでしょう。ロシア語で
「赤」は、古代のスラブ語で「美しい」を意味します。
今は、ロシアがウクライナに軍事侵攻をして、1年以上経過し、核の
の使用もほのめかすロシアに対して、世界は厳しい目を向けています。
戦争ほど、人間から生存権を奪う醜く、恐ろしく、残虐なものはありま
せん。
“主は言われる。
たとえ、あなたがたの罪が緋のように赤くても、
雪のように白くなる。
たとえ、紅のように赤くても、
羊の毛のようになる。” イザヤ1:18